この日取り上げていたのは、ロックバンド・ヒステリックブルーの元メンバーの二階堂直樹被告が強制わいせつ未遂の罪で懲役1年2か月の実刑判決を下されたことについて。
二階堂被告は2006年にも強姦などの罪で懲役12年の判決を受けていたが、今回再犯した形に。しかし、未遂で済んだことや被害者との間で示談が成立していることなどから、懲役1年2か月の判決になったという。
>>SKE須田亜香里の映像に「さすがにコレはキモイ」視聴者ドン引き 地上波で紹介された“黒歴史”動画とは<<
この報道に対し、話を振られた須田は「未遂だから罪が軽くなって1年2か月っていうのは……。『やってないから』っていうのが腑に落ちなくて」と短い刑期に対し、苦言。そういった印象を持った理由について、「私の経験談なんですけど、高校生の時に道を歩いてたら……」と話し始め、すぐに改めて「あの、可哀想だと思わないで聞いてくださいね」と前置きした。
続けて、須田は「道を歩いてたらおじさんに道を聞かれて、『連れて行って』って言われたから連れて行ったら、人気のないところで『ありがとう』って握手の手を出されて、そこからそのまま襲われて」と告白。話を聞いていたMCの坂上忍は「えっ」と驚愕していた。
さらに、須田は「その時はキスをされて」と被害を明かしつつ、「引き剥がすのに精一杯だし、その場から逃げなきゃいけないから一生懸命逃げて」と逃げることを最優先したため、加害者の情報などを得ることはできなかったことを告白。当時は親にも言えず、5年ほど経ちようやく人に話せるようになったと言い、「その時の情景とか、本当に『私、どうなっちゃうんだろう。死んじゃうのかな』って思うくらい本当に怖いですし、その怖かった思いをずっと背負って生きていくわけだから。だから(加害者が)『してないから』『反省したから』とか、そういう問題じゃないんだろうなっていうのは真剣に考えてもらいたい」と指摘していた。
この須田の告白に、ネット上からは「突然びっくりした…」「勇気あるな」「これは言って大丈夫なエピソードトークなのか?」「怖い思いをカミングアウトしてまで被害者女性の立場を思いやっててすごい」「こんな番組で襲われたこと告白するなんて勇気いっただろうに」という驚きや戸惑いの声が集まっていた。
驚きのあまり、そのエピソードにそれ以上坂上も触れることが出来ていなかったが、須田の勇気には称賛が集まっていた。