>>全ての画像を見る<<
頭髪治療専門のクリニックであるDクリニックと、学校法人日本医科大学、落合陽一氏率いるピクシーダストテクノロジーズ株式会社が、今回共同研究を行い、「非接触振動圧刺激にはミノキシジルの作用を高める効果がある」ことを世界で初めて立証したと発表。この研究により、これまで薄毛が後期まで進んでしまうと治療に限界があり、また、効果実感まで長い時間が必要であったというAGA治療の技術が向上するという。
発表会ではその具体的な研究結果と、その技術を用いて開発された最先端発毛機器「非接触振動圧刺激装置」が初公開された。「非接触振動圧刺激装置」は今後、Dクリニック東京および新宿の薄毛治療現場に導入され、11月16日より早速サービス提供が開始されるとのこと。同装置は非接触で頭皮に振動圧刺激を与える技術により、低周波振動圧を特定の部位に照射することで発毛を促進する効果をもたらす。発毛治療に使用する塗り薬と併用することで、通常よりも早いスピードで発毛が期待できるといい、今後、利用者からの要望に応じ、さらなる台数拡大も視野に展開していくとのこと。
落合氏もこの日、関係者らと壇上に上がって、ピクシーダストテクノロジーズの活動などについて紹介。奇抜なファッション、ヘアスタイル、ライフスタイル、斬新な発想で世間の注目を集める落合氏だが、今後は発毛技術の世界でも存在感が高まりそうだ。
(取材・文:名鹿祥史)