番組には今回、菅田、斎藤工、勝地涼、仲野太賀ら人気俳優がゲストで登場し、それぞれが「これまで出会った“すごい!”と思う人物」について回答。その際、菅田は映画『ディストラクション・ベイビーズ』で共演した柳楽の名前を挙げることに。同映画は、若者たちの欲望と狂気を描いた群像劇で、柳楽は劇中で無差別に暴行を働く凶暴な役を熱演。そして、菅田はそんな男のカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及ぶ高校生役を演じていた。
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菅田によると、この作品の本番中、柳楽に対して台本になかったアドリブをしてみたそう。すると、そのセリフが相手を茶化すような内容だったため、一瞬にして現場の空気がピリついたほか、柳楽から「ちょっと今の殴ってしまうかもしれへんわ…」とマジギレのようなトーンで言われたのだとか。この時のことについて、菅田は「お芝居なんだけど、お芝居じゃない怖さ。本当、殺されるって思ったぐらい怖くて…」と絶句したことを振り返り、「本当に怖いと思えたから凄いなって」と語った。
そんな一触即発となった2人だが、映画公開後にも、柳楽が菅田にクレームを言う場面もあった。彼らが情報番組のインタビューで明かしたところによると、打ち上げではお互い、趣味の話などで大盛り上がりとなり、“一緒にマニアックな映画を観に行こう”と約束までしたのだとか。さらに打ち上げ当日、テンションの上がった柳楽は「今日は将暉くんの家泊まるか!」と提案したそうだが、菅田から「今日の今日はあれだから、じゃあ明日映画館で!」と断られ、そのまま別れたそう。そのため柳楽は翌日、菅田に連絡したようだが、なぜか電話を無視されたそうで、「は!? と思って。昨日のは夢だったのかなと思って」と驚愕したという。これに菅田は「役柄的にもなんか、改めて台本を読んだら、“俺、柳楽くんと仲良くできないな”という気になってきて…」と無視した理由を説明。すると、この話を聞いた柳楽は「バカヤロー!! ショックだよ!!」と苦笑いで怒りを滲ませることとなった。
出会った当初は役柄の影響もあり、距離を置いていた菅田と柳楽。だがその後、菅田は柳楽とプライベートで遊んだエピソードなどをラジオで語っており、関係は良好のようだ。