「アイドルグループ・ももいろクローバーZがホスト役を務める形で、17年から大みそかに毎年開催されている『ももいろ歌合戦』です。紅白に比べてはるかに自由度が高いために賛同する歌手が増え、年々、どんどん大きなイベントになっています」(音楽業界関係者)
同イベントが開催されることになったきっかけは、ももクロの紅白落選。2015年、グループが結成以来目標にし続け、12年から14年まで3年連続出場していた紅白に落選。
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その際、グループは公式サイトでファンに向けて《私たちは私たちのやり方で、みなさんと一緒に“私たちの道”を歩き続けます。ど真ん中しか歩きません》と宣言。紅白にケンカを売った形となった。
2017年に第1回がスタートし、大黒摩季、いずれも紅白に出場歴がある、氣志團、小林幸子、加山雄三、さだまさし、水前寺清子ら計16組が出場。
ももいろクロが率いる「ももクロ軍」と、ニューヨーク・ヤンキース(当時)の田中将大が率いる「田中軍」の2チームで勝負をする形式で、総合司会はお笑いトリオ・東京03が担当した。冒頭から最後まで生中継を行ったAbemaTV(現ABEMA)では、視聴数が220万人、番組へのコメント数も15万件を超えた。
そして、昨年は新型コロナウイルスの影響から無観客での開催となったが、HYDE、河村隆一、広瀬香美、木梨憲武、お笑いコンビ・EXITらが初出場。
これにYouTuber勢としてスカイピース、ストリートピアノ演奏の配信をきっかけにメジャーデビューを果たしたハラミちゃんら豪華ラインアップとなったのだ。
「『歌の真剣勝負』を前面に打ち出しており、フルサイズの生歌が基本。昨年はABEMAに加え、BS日テレとニッポン放送で同時生放送されていたが、今年は地上波に〝昇格〟の可能性が浮上。ABEMAに出資しているテレ朝になりそうだが、そこそこの数字が期待できるのでは」(芸能記者)
五木も候補者だが、今年も驚く大物の初出場がありそうだ。