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M-1とR-1をダブルで制した野田と粗品がボロ儲け? 多忙な中で才能を発揮する2人

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野田クリスタル

 M-1王者のボロ儲けが著しい。本業の漫才ではなく、副業が軌道に乗りまくっているからだ。趣味と才能を伸ばして銭の覇王になりつつあるのは、マヂカルラブリーの野田クリスタル。“漫才じゃない論争”を巻き起こした20年のM-1王者で、同年にはピンで「R-1ぐらんぷり(現・グランプリ)2020」も制している。初の無観客開催で披露したネタは、オリジナルの自作ゲームだった。

 そもそも、幼少期からゲーム好き。内向的な性格だったため、外で遊ぶより家でゲームにふける方が多かった。R-1獲得後は、元吉本芸人のデッカチャンが大きくなっていくスマホ向けアプリ「ブロックくずして」を配信。昨年、ゲームクリエイターとしてデビューした。

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 今年4月にニンテンドースイッチ向け「スーパー野田ゲーPARTY」を発売すると、8万本も売るメガヒット。吉本興業が運営する各種エンタメサービス「FANY」のゲーム部門の代表芸人となり、11月4日には書籍「野田クリスタルのこんなゲームが作りたい! Scratch3.0対応」(インプレス)を出版する。

 ゲーマー芸人としてはトップレベルに位置しているが、野田がすごいところはそれだけでとどまらない点だ。大のトレーニング好きであるもう一つの趣味を生かして、7月に自身の冠を有したパーソナルトレーニングジム「クリスタルジム」を東京・新宿にオープン。筋肉系吉本芸人ほか格闘家、筋肉系俳優、現役パーソナルトレーナーなどキャリアと実績を兼ね備えた面々がトレーナーに名を連ねる。

 そんな野田の前年に「R-1ぐらんぷり2019」の王者になったのは、粗品。お笑いコンビの霜降り明星としては、「M-1グランプリ2018」を制している。粗品がかねてから趣味にしていたのは音楽。ドラムやピアノ、ギターなどを習得しており、昨年5月からボカロ楽曲の制作、ボカロプロデューサーとして本格的に活動している。

 今年1月、ユニバーサルミュージック内で自主レーベル「soshina」を発足。第1弾の配信楽曲「乱数調整のリバースシンデレラ feat. 彩宮すう(CV: 竹達彩奈)」をリリースし、粗品はピアノで参加している。さらに、6月期のドラマ「#コールドゲーム」(フジテレビ系)の主題歌だったデジタルシングル「帰り花のオリオン」をファーストサマーウイカとコラボして初書き下ろし。歌唱はウイカが担当した。

 「声をかけたのはウイカの方から。粗品のボカロ楽曲のリスナーで、その音楽センスに惹かれて手を組もうと要請したそうです。『帰り花のオリオン』はロックサウンド。女性アイドルグループのBiS、音楽グループのBILLIE IDLE®として活動していた時期があっただけに、歌唱力は本物です」(芸能ライター)

 野田と粗品は、漫才のM-1、ピン芸人のR-1をダブルで制した史上2人しかいない芸人。野田に至っては、空気階段の優勝で幕を閉じた「キングオブコント2021」のファイナリストでもあったため、芸人史上唯一のトリプルファイナリストでもある。キングは多芸多才なのだ。

(伊藤由華)

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