『芸能人格付けチェック』は出演者が「高級品」と「安物」を見分ける問題などに挑戦し、結果によって「一流芸能人」「普通芸能人」「二流芸能人」と格付けしていく。現在は正月と春、秋の番組改変期に放送されている。
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物議を醸したのは、中盤に放送された「ジャズセッション」のチェック項目。サックス、トランペット、トロンボーンなど7種類の楽器で演奏したが、プロ演奏家が使用する一流楽器をすべて取り入れた演奏はA、B、Cのうち一つだけ。3つの選択肢から一流楽器のみの演奏を当てることになった。
Aは一流楽器をフル導入したもので、Bにはプラスチックで作られた楽器が4種類入っていた。Cには4種類のプラスチック製楽器に加え、人間の声(ヒューマンビートボックス)が1種類まじっていた。
今回のジャズセッションを含め、音楽問題が苦手な参加者が多く、頭を悩ませていた。だが、クイズ内容を説明する際に朝日放送のヒロド歩美アナウンサーが発した一言が視聴者の音楽ファンを激怒させた。
ヒロドアナはプラスチック製の楽器を「おもちゃ」と呼び、さらに人間の声の入った演奏を「もはや音楽とは言えない」と紹介したのだ。
この「プラスチック製の楽器はおもちゃ」「(人間の声は)音楽とは言えない」という発言に対しネットでは「おもちゃの楽器は失礼では?」「プロの演奏家が演奏すればどんな楽器でもよく聞こえるという事では?」といった声が続出した。
ほか「人間の声」はヒューマンビートボックスのパイオニア的存在であるAFRA氏が担当していた。視聴者からは「ヒューマンビートボックスは音楽じゃないというのか」「AFRAさんの演奏を音楽じゃないは流石に失礼」「音楽への冒涜だろ」「素人ならともかくプロを呼んでその紹介は失礼」といった声が相次いだ。
「おもちゃ」「音楽じゃない」という発言は台本にあったのか、ヒロドアナのアドリブなのかは分からない。「簡単な問題ですよ」と強調するあまり、このようなトゲのある言い方になったのではないかと思われる。