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『オモウマい店』、激安大盛り料理連発が意外に好評のワケ マンネリ化への危惧も?

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画像はイメージです

 グルメバラエティ番組『ヒューマングルメンタリー  オモウマい店』(日本テレビ系)が意外な好評を集めている。

 今年4月から、『火曜サプライズ』(同)の後番組として始まった本番組。タイトルは「オモてなしすぎでオモしろいウマい店」の略称で、通常では考えられないような大盛りにもかかわらず価格の安い飲食店を中心に紹介している。

 全国各地の店を紹介しているとはいえ、基本的に取り上げられるのは安価かつ大盛りの店。中にはお皿から具材があふれていたり、決して「おいしそう」とは思えない料理が紹介されることもあるが――。

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 「そういったマイナス要素があるにもかかわらず、ネットから集まっているのは、意外なほど番組を評価する声。実際視聴率もよく、基本的には10%台、6月29日に放送された2時間SPでも12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったと報じられていました。実はネットから聞かれる番組を評価する声の多くは、『店主が笑える』『あの店のおばちゃんが面白い』と、取り上げられた店の店主やおかみさんなどを評価するもの。料理そのものよりも、取り上げられた人のキャラクターを面白がっている人が多いようです」(芸能ライター)

 『火曜サプライズ』では、基本的にタレントのウエンツ瑛士らレギュラー陣が、ゲストを迎えて飲食店で料理を食べながらトークしたり番宣を行ったりしていたが、『オモウマい店』では、タレントが店に行くことは少なく、スタッフが取材に行き、店のスタッフの人間性を引き出しているという。

 「番組で取り上げられている店は、安くて大盛り以外にも店のスタッフのキャラが濃いという特徴があります。あくまで素人ですが、番組スタッフがそうした人たちの面白さを引き出しつつ、安くて大盛りにした理由を聞き出し、客の反応まで収めているため、視聴者は自然と番組に夢中に。また、忙しい店でスタッフが手伝わざるを得ないハプニングが起こることもあります。そういった店を1時間番組の中で何店か紹介するために、視聴者が飽きる間がないのが人気の要因の一つでしょう」(同)

 一方、ワンパターン化を懸念する声もある。

 「店主が面白く、大盛りで安い店というのはいつか取材先がなくなってしまうのは必至。また、どうにか見つけ出してきても年単位で放送していれば、いつかは視聴者に飽きられてしまう日が来るでしょう。取り上げるネタがなくなってから番組趣旨とは異なる企画を放送すると、今度は番組ファンからの批判は避けられなくなります。ネタが尽きる前にファンの心をつかむ企画が始まるといいのですが――」(同)

 果たしてずっと安い&大盛りの店を中心に取り上げていくのか、それとも――。

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