第5話は、朝倉美月(波瑠)は、成瀬暁人(田中圭)が訴えられている事を知った。しかし、訴訟の詳細を成瀬が美月に話す事は無い。そんなある日、母親の越川法子(紺野まひる)に付き添われた子ども・日向(正垣湊都)が運び込まれ――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
第5話では、法子と日向を巡り、視聴者からツッコミを集める事態になっている。実は日向は法子の子どもではなく、隣人の子ども。しかし、日向は親から虐待を受けており、それを法子が助け出して病院に来たという経緯が明らかになった。
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「しかし、日向は緊急で手術を受けなければならないという状態に。本郷(沢村一樹)は『親の同意なしにオペはできない』と説明しましたが、法子が『私が同意しますからすぐに手術してください!』『日向君が助かるなら犯罪者にだってなります!』と言い、成瀬が執刀して手術が行われることに。手術は無事成功しましたが、その後法子は逮捕。日向の本当の親は家賃を踏み倒して蒸発しており、被害届すら出されていないことが明らかになりました」(ドラマライター)
法子も逮捕されたため、医療費も受け取れないことに。この展開にネットからは「こんなのあり?」「モヤモヤする」「いい話風にしてるけどツッコミどころ多すぎ」という声が集まっている。
「結局、成瀬は法子が本当の親でないことを知りながら、手術の同意書なしに手術。同意書なしの緊急性の高い手術は違法とは言い切れませんが、成瀬にはなんのお咎めもありませんでした。本郷も『親の同意書なしにオペをするなどあり得ない』とインフォームドコンセントの大切さを説いてきた嘉島(梶原善)に対し、『インフォームドコンセントを徹底した結果、アメリカでは逆に訴訟が増えた』と論点をずらす始末。ネットからは『なんで話を作り込まないんだろう』『中途半端』『現実ではこんなことあり得ないでしょ』と設定の雑さに困惑の声が上がっていました」(同)
なんとなく問題にならずに済んでしまったこの問題だが、多くの視聴者に違和感を与えてしまったようだ。