大越氏は2010年3月から15年3月まで「ニュースウオッチ9」のメインキャスターを務め、その後、報道局記者主幹として取材活動を行い、今年8月に60歳の誕生日を迎えるのを機にNHKを退局していた。
各スポーツ紙などによると、大越氏は「報道ステーションの責任ある一員として仕事ができることを、心から光栄に思っています。日々のニュースに神経を研ぎ澄まし、取材を深め、平たい言葉で伝えることを心がけていきます。どうぞよろしくお願いします」とコメント。
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テレビ朝日は起用理由について、「その日のニュースを迅速、正確、わかりやすく、という従来の報道ステーションのコンセプトに加えて、大越さんが長年培ってきた第一線のジャーナリストとしての豊富な経験を生かし、より深い視点・洞察を持った報道番組として、コロナ禍で激動する世界をひもとくとともに、ポストコロナの社会も見据えた番組作りを行っていきます」と説明している。
他の出演者については、現在のメンバーが中心になる予定だと言うが、注目されるのは誰が〝リストラ〟されるかだ。
「徳永有美アナはテレ朝を辞めたにもかかわらず呼び戻されて起用されただけに、降板はなさそう。小木逸平アナか富川悠太アナのどちらかが降ろされることになりそうだが、富川アナはテレ朝の早河洋会長のお気に入りなので、金曜のキャスターとして残るのでは。そもそも、視聴率がダウンしているわけではないのに、外部からキャスターを入れるということは、テレ朝の上層部が現状維持では満足できないことを表している。大越氏にはかなりのプレッシャーがかかっているはず」(芸能記者)
新体制の正式発表が待たれる。