問題となっているのは、2019年夏に日本のホテルに宿泊したデンベレ選手が撮影したとされる動画。ゲーム機をホテルの部屋に接続しようとしているホテルスタッフに対しデンベレ選手は、「きたねえツラ。(ゲームをするために)あんな汚いツラを部屋に呼ぶなんて恥ずかしくないのか」と発言。さらに日本語について「なんてひどい言語なんだ」など侮辱発言を繰り返していた。
動画は今月に入りネット上で拡散され、世界から非難が集まることに。両選手はSNSで謝罪のメッセージを発表したものの、謝罪になっていないとして火に油を注ぐ事態になっている。
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この問題について番組で話を振られたおぎやはぎの矢作兼は、「ちょっと優しい目で見るんなら、本当に差別主義者じゃなくて、差別的な冗談を言うのが好きな人」と指摘。矢作いわく「昔から笑いとしてあるんですけど、相手が外国人で、こっちの言葉が分かってないのをいいことにニコニコしながら悪口を言う」とのことで、自身も過去、エレベーターで外国人の男女と乗り合わせた際に「絶対愛人だ」とやゆしていたところ、「こんにちは」と日本語であいさつされて驚いたという体験談を明かした。
矢作は「グリーズマンも(動画で)笑ってたでしょ?」と言い、「だから、相手に悟られないように悪口を言ってる。そうやって言う冗談。たちが悪いですけどね」と、あくまで冗談の範囲内だとした。
また、相方の小木博明も「僕も本当にそうで、差別としてやってたんじゃないんじゃないかな」と矢作に同意。しかし、ゲーム機をセッティングするホテルスタッフに対しては失礼な態度だったと指摘し、「あの(スタッフ)3人に謝罪してほしいだけで、人種差別的な感じじゃない」と話していた。
しかし、このふたりの発言にネット上からは、「これ差別じゃなかったらなにが差別なんだ」「明らかに人種差別」「冗談だとしても言われた側は差別と受け取り傷つくよ」といった反論の声が集まっていた。