差別的なコメントが集まっているのは、広瀬がドレスを着てルイ・ヴィトンのカバンを持った写真だ。投稿では、2月1日に、大阪・御堂筋にルイ・ヴィトンがオープンしたことを英語で報告しているのだが、その投稿に海外ユーザーと思われる人から「コロナウイルス」「もしかして感染してる?」というコメントが付けられているのだ。コメントは英語のほか、ルーマニア語やトルコ語なども見受けられる。差別的なコメントは2月7日現在、随時削除されているようだ。
こういった世界から差別的な声が寄せられていることについて、日本のネット上では「広瀬すずは関係ないのにかわいそう」「まさに風評被害」「新手の人種差別。気分が悪い」という批判のほか、「世界から見たらアジアは一括りにされているのだろう」「差別をする人は一定数いるのだから仕方ない。放っておくのが一番」といった諦めにも似た声も挙がっていた。
「以前、渡辺直美さんの写真がGUCCIの公式インスタグラムに登場した時も、海外から差別的な声が寄せられたんです。写真はGUCCIの東京・青山でのパーティーで撮影されたもので、渡辺さんがGUCCIの洋服やアクセサリーを身に纏ったものなのですが、『太ったアジア人を出すな』『GUCCIは恥ずかしくないのか』など、渡辺さんの体型に絡めた批判が海外ユーザーから多く寄せられましたね。投稿は英語のほか、スペイン語やフランス語、ロシア語など多岐にわたっていました。また、川口春奈さんが同じくGUCCIの公式インスタグラムに登場した時も、数こそ少ないもののアジア人の体型に絡めたコメントがありました」(芸能記者)
また、身をもって海外で差別を感じた芸能人もいるようだ。
「GACKTさんは以前、ブログでパリのレストランで、店員から奥の席に移動するように言われたそうです。そのレストランでは手前の席には白人が通され、アジア人は奥の席に通されていて、GACKTさんは差別だと思ったと明かしています」(前出・同)
芸能人に限らず、差別が横行していることは残念なことだ。
記事内の引用について
ルイ・ヴィトンの公式Instagramより https://www.instagram.com/louisvuitton/