そんな、ある意味仲の良いとも思えるニューヨークだが、過去には、会話をしないほど不仲な時期もあったという。過去、2人がバラエティ番組で明かしたところによると、嶋佐は当時、屋敷の見た目に関することで常に憤っていたとのこと。例えばDVD撮影の当日、屋敷が突然、髪をバッサリと切った状態で現れたため、嶋佐は「お前、DVD収録前に髪切りすぎだろ!」とマジギレしたそう。髪を切っただけで激怒した理由について、嶋佐は「こいつ、髪切る時に、毎回小学生ぐらい一気に短くしてくるんですよ。もっとちょっとずつ切るじゃないですか、大人って。急になんか、ほぼ角刈りみたいな髪型で来て…。マジでムカついて! “お前その髪型でDVD収録すんの!?”って」と明かしている。
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しかし、屋敷はその後も身だしなみを改善することがなかったようで、ある飲み会にて嶋佐がさらにブチギレる事態となったという。嶋佐によれば、屋敷は髪型以外にも、服装や肌の手入れが行き届いていなかったため、「泣きながらキレたんですよ。俺と年明けたら(服屋の)正月セール行くぞ。俺が服選ぶ。マジで痩せろ! ジムも俺が紹介する!」と声を荒らげ続けたのだとか。すると、屋敷はそんな号泣しながら怒る嶋佐を見て、「フフッ」っと笑ってしまったという。屋敷としては、お笑いのことではなく、見た目のことばかり言ってくる嶋佐が面白くなり、思わず笑みがこぼれてしまったようだが、真剣な嶋佐は「コイツ、クソだ!」「そんときのコイツの笑顔、一生忘れない」と激怒し、遺恨が残る形に。そして、このいざこざが原因で、2018年の2人は、舞台以外で一切口をきかなくなるほど関係が冷え込んでいたという。
とは言え、ニューヨークはその後、キングオブコント、M-1などで次々と結果を残し、今や多数のレギュラー番組を抱えるほどの売れっ子となった。そのため、仕事が増えるにつれ、関係も修復していったようだ。