現在の事務所に入る前、一時期ワタナベエンターテインメントに所属していた小峠。その時の先輩が加藤だったという。そんな小峠は当時、大阪から上京後、東京・調布市に住んでいたそう。
すると、世田谷・三軒茶屋に住んでいた加藤が「お前、いつまで調布に住んでるんだ?」「そんな遠い所に住んでたら、売れるもんも売れへんぞ」と忠告。小峠が「引っ越すお金がない」と漏らすと、「三茶に引っ越してくるんだったら金、全部出してやるよ」と太っ腹な一面を見せたという。
物件を探しに三茶の不動産屋に小峠が訪ねると、諸々込みで20万円かかることが判明。加藤に電話すると「ちょっと待っとけ!」と小峠をその場に待たせ、しばらくして店に現れた加藤が「お前これで売れろ」と分厚い封筒を手渡す。そこには20万円が入っていたのだとか。
そんな恩義があるのか、小峠も、加藤にこんな“粋”なことをやってのけたという。加藤は1年半前のザブングル時代、200人のキャパでピンのライブを開催しようとしていた。だが、なんとチケットが3枚しか売れずに困っていたという。
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それを飲んでいた時に小峠にポロッと言うと、その後共演した『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の中で、「チケット、3枚しか売れてないらしいな」とイジリ倒してきたという。するとその効果もあり、チケットが即完したのだとか。
そんな加藤は今や『向上委員会』の常連だが、そのキッカケを与えてくれたのも小峠だったという。5年前、バイきんぐとして同番組にゲストで出た時、小峠が加藤をスタジオに呼んでくれたというのだ。昨年、元相方・松尾陽介が芸能界を去る決断をした時、加藤もその選択をする考えも頭によぎったが、『向上委員会』があったから踏み留まったと告白していた。
SNS上では「人生の分かれ目にいてくれる人は有り難い」「アメトーークの加藤&小峠の話めっちゃいいな 酒呑みながらだと涙腺ゆるむわ笑」「今日のアメトーーク泣ける」と感動が広がっている。