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視聴率爆死の『ラヴィット!』、『ヒルナンデス』以外にも“パクリ”の指摘が?

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麒麟・川島明

 麒麟の川島明らによる、新しい朝の新帯番組『ラヴィット!』(TBS系)が大苦戦注だ。初回視聴率2.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区世帯別平均/以下同)と低調スタートとなった同番組は、その後も視聴率が芳しくなく、4月9日の放送ではついに1.1%を記録してしまった。このままでは「※」で表記される、視聴率1%割れ、実質0%の不名誉な数字も見えてきた。

 この番組は開始当初から、どこかで見たような企画が続出する類似・パクリの指摘が相次いだ。よく聞かれたのは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)だろう。だが、ネットでは他の番組の名前も挙がっている。

 その一つがクイズコーナーだ。家電製品の「千」の単位の部分を隠して値段を当てるクイズが、『潜在能力テスト』(フジテレビ系)の内容を類似しているのではとツッコミが殺到してしまった。さらに、クイズコーナーは各曜日対抗であり、出演者のケンドーコバヤシが『笑っていいとも!』(同系)の名物コーナーだった「タモリンピック」に例える場面も。

 また、『ラヴィット!』では、ランキング系の企画も多く行われている。こちらに関しても、爆笑問題の田中裕二が『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、「『お願い! ランキング』(テレビ朝日系)みたい」とポロリと素朴な感想をこぼしてしまった。

 ​>>2局が新番組スタート、朝の“帯番組戦争”は羽鳥独走に拍車? 『ラヴィット!』は大苦戦<<​​​

 このほか、ネット上では『ジョブチューン:アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)との内容の類似を指摘する声もある。こちらは、チーフプロデューサーが一緒など局の事情も絡んでいそうだ。さらに、TBSの系列局であるMBS毎日放送制作の番組『サタデープラス』の平日版?といった声も見られた。

 もちろん、グルメやスイーツなど扱う生活情報番組という性質上、企画や内容が似てくるのは仕方ないとは言え、そこは「見せ方」で工夫するなど対処法はある。『ラヴィット!』にそうしたオリジナリティが見えないため、ネット上では「先週だけこの感じかと思ってたが、まだこれやるん?」「ヒルナンデスとお願いランキングの合わせ劣化版」といった視聴者からの厳しい声が続き、視聴率も低迷しているのかもしれない。

 『ラヴィット!』にまず求められるのは、「既視感の打破」と言えそうだ。

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