『週刊文春』によって報じられたこの問題。人気女子アナウンサーが芸能人御用達の美容室や系列店に通い、サービスを無料で受ける代わりに、来店したことを店のSNSで公開していたとするもの。フジテレビ側は「詳細については現在確認中」としながらも、「ステルスマーケティングに該当する行為はないと考えております」と回答していた。
この問題に対し、進行の伊藤利尋アナウンサーは、「私の仲間でもあるフジテレビのアナウンサーがこうして世間をお騒がせしていることをまずはお詫び申し上げたい」と謝罪した。
これに坂上は、「フジテレビに限らずさ、局アナの人たちってタレントなのか局員なのか、中間くらいの微妙なところにいるじゃないですか」と前置き。その上で、「そういう人たちが何かやっても、あんまりどこも扱わないんだっていう印象は持ってたんですよ」と指摘した。
しかし、今回『バイキング』でこの問題を取り上げたことについて坂上は、「だから僕はこういう形(実名を出さない)でもいいから、自局で起きたことこそ、逃げないっていうのが一番視聴者のみなさんに対する信頼だと思います」と話していた。
>>「芸能界なめてるの? 打ち切っていい?」坂上忍がまたも“公開パワハラ”?「いい加減にして」呆れ声も<<
しかし、『バイキング』といえば、フジ・メディアホールディングスの外資規制違反問題が起こった際、騒動を報じた時間はわずか2分半強。さらに伊藤アナによる“個人的な”謝罪のみで、坂上がこの問題について触れることはなかった。
この騒動の記憶も新しいだけに、視聴者からは「外資規制違反は大して報道しなかったくせに」「正論言ってる風だけど、外資規制違反ほぼやらなかったの忘れてないよ」「外資規制違反を何日も無視して、『テラスハウス』問題の続報も扱わなかった番組のMCが言うこと?」というツッコミが集まっていた。
また、今回のステマ問題はスタジオ出演者の間では“徹底討論”されず。伊藤アナも始終坂上に体を向けて問題を説明していたことから、ネットからは「一応やった感が見え見え」「坂上さんに説明弁解謝罪してどうすんの?」といった呆れ声も見受けられた。
自局の不祥事を扱った『バイキング』だったが、視聴者からは多数の不満が寄せられてしまった。