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新ドラマ『ネメシス』の“名探偵コナン式”謎解きシーンに疑問「櫻井翔の役必要?」不自然な設定の指摘も

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広瀬すず

 日曜ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の初回第1話が11日に放送され、平均視聴率が11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。

 櫻井翔と広瀬すずのダブル主演作。謎多き探偵事務所「ネメシス」を舞台に、天才的ヒラメキの持ち主である探偵助手と、正義感が強く人望に厚いが実は全くのポンコツである探偵が難事件に挑むミステリー・エンターテインメントとなっている。

 第1話は美神アンナ(広瀬すず)、風真尚希(櫻井翔)、栗田一秋(江口洋介)の元に、女医・上原黄以子(大島優子)が駆け込んでくる。彼女の依頼は、自分の雇い主“磯子のドンファン”=澁澤火鬼壱(伊武雅刀)が「何者かに命を狙われているかもしれないので助けて!」というもので――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 初回では、『名探偵コナン』式の推理シーンに反響が集まったという。

 「今回は火鬼壱が殺害され、その犯人を6人の愛人の中から、自称・名探偵の風真がアシスタントのアンナとともに見つけるというストーリーになっていました。しかし、ヒントを元に考察したのは、風真ではなくアンナ。にもかかわらず、容疑者と警察を集めた前で謎を解明することになったのは、なぜかアンナではなく風真。ヒントがないと推理できない風間に対し、アンナは陰からフリップでヒントを出し続け、見事、風真は犯人を突き止めることに成功していました。『名探偵コナン』で、コナンが小五郎を眠らせて事件を解決していくのにも似たこの手法に、視聴者からは『リアルコナンじゃん』『実写でこれは斬新!』『面白い』という称賛が集まっていました」(ドラマライター)

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 一方、苦言も集まっているという。

 「広瀬演じるアンナは特に引っ込み思案というキャラではなく、分からないことがあったら積極的に関係者に聞いていくタイプ。にも関わらず、最後の謎解きだけを風真に任せ、自身は黒子に徹していました。この展開に、ネット上からは『なんで自分で解かないの?』『これいなくても成立するんだけど、櫻井翔の役必要?』『無理矢理櫻井翔の役作った感が否めない』といった困惑の声が噴出することに。櫻井演じる風真がいなくてもストーリーが成立してしまうことから、必要性を疑問視する声が上がってしまいました」(同)

 果たして今後、風真はストーリーに必要不可欠なキャラクターになっていくのだろうか――。

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