この日の『逃走中』は「まる子大捜索指令」と題し、同局の人気アニメ『ちびまる子ちゃん』とのコラボ企画を放送。人気テーマパーク・富士急ハイランドを舞台に、20名の参加者が高額賞金を狙ってハンターから逃げ回った。
子どもから大人まで人気の『ちびまる子ちゃん』とのコラボとあって、人気お笑い芸人から女性アイドル、YouTuberまで幅広いメンバーが参加。子どもに人気のYouTubeチャンネル「HIMAWARIちゃんねる」のまーちゃん(9)、おーちゃん(7)も奮闘した。
だが、やはり9歳と7歳という年齢で『逃走中』に参戦するのは早すぎたのか、2人はハンターの姿が見えるまで動けなかったり、ほかの参加者に助けを求めたり、「怖い」とおびえた表情で走ることしかできなかった。
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この様子にネットでは、「さすがに7歳の子どもを参加させちゃかわいそう」「大人でもハンターは怖いのに子どもならさら怖いはず」「今にも泣きそうで見ていられない」という声が相次いだ。
現に、子どもが『逃走中』に参加すると、大人の参加者が子どものために逃げ道を確保し、ワザとおとりになってハンターの気をそらしてあげるなど、大人として常識的な対応が求められる。これまでの『逃走中』でも「バランスが崩れる」「子どもの参加は足手まといになるからやめてほしい」といった声が多くあった。
また、途中で参加者たちに課せられるミッションも子どもに配慮されたものではない。漢字だらけの説明文を読ませるなど、子どもだけで参加するのはハードルが高いようだ。
もっとも、年齢の近いキッズが参加すれば、子どもの視聴者も感情移入して見られるという利点もある。だがやはり安全性に考慮して「中学生以上」「大人との同伴必須」などとルール設定をする必要はあるかもしれない……。