嶋佐和也と屋敷裕政は、ともに申し分ない容貌。ツッコミの屋敷は17年ほど交際している彼女と同棲中だが、嶋佐は彼女がいないとされる。だが、過去には驚きの職業の女性と付き合っていた。ぼったくりキャバクラで働くキャバ嬢だ。
出会いはおよそ7年前。同期の鬼越トマホークの坂井良多、デニスの植野行雄と3人で夜の街を歩いていると、キャッチセールスから声をかけられた。案内されたキャバクラに、飛び込みで入店。およそ1時間の滞在時間。請求されたのは、まさかの10万円だった。スキンヘッドの坂井、ブラジルと日本のハーフの植野はパンチがきいた風貌のため、すぐには引き下がらず、もめにもめた。しかし最後には観念して、植野が1人で全額を負担した。
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ホントの事件が起こったのは、このあとだ。
「嶋佐さんが、ついたキャバ嬢とマジ交際したのです。店を出るときは、請求額の高さにビビりながらも、小さい男と思われたくないプライドから、笑顔で『今夜はありがとね』と余裕を気取った。のちに、『実はあのときの会計がぼったくられてたんだよね』と彼女に打ち明けると、『えー!?』と初耳のようなリアクション。交際は半年ほどで終わりました」(エンタメ雑誌の芸能ライター)
破局から5年ほど経ったころ、再会した。元カノはシングルマザーになっていた。1、2回会い、カラダの関係を結んだ。
今をときめくニューヨーク。芸人×キャバ嬢の真剣交際はさもありなんだが、「ぼったくり」は希少であり、芸人っぽい。しかし、特筆すべきは、3人分をポンと払った植野の男気。真の芸人はこっちか。
(伊藤由華)