問題となっているのは、27日の参院予算委員会の中で、立憲民主党の蓮舫代表代行が菅義偉首相に執拗な追及をしたことを取り上げている際の一幕。医療提供体制の不備を指摘された菅首相は「大変申し訳ない思いであります」と陳謝したが、蓮舫氏は「そんな答弁だから言葉が伝わらないんですよ。そんなメッセージだから国民に危機感が伝わらないんですよ」と指摘。これに菅首相は「少々失礼じゃないでしょうか」と反論していた。
この一幕を見た薬丸は、「トーンとしてはね、蓮舫さんのトーンで国民には伝えていただきたいんですよ」と蓮舫氏の言葉を伝えようとする姿勢は評価しつつ、「でもやっぱり、蓮舫さんもちょっと言い過ぎじゃないかなっていう部分も感じましたね」と苦言を呈した。
また、坂上も「僕はもう、正直失礼だなと思いました。あの言い方は」と蓮舫氏を批判。「総理は医療体制を整えられなかったことに対し自ら謝罪されてますし。ああいった形での追い打ちのかけ方っていうのは理解に苦しんじゃったんだけど」と苦言を呈した。
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しかし、この2人の発言に視聴者からは、「いつも蓮舫よりすごいこと言ってるのにどうしたの?」「自分はいいけど野党が言うのは駄目なのか?」「あんなにいつも批判してるのに蓮舫のこと言えないと思う」という困惑の声が集まっていた。
「これまで『バイキング』では、菅首相のスピーチ力をたびたび批判。特に坂上は1月11放送回では、『(感染状況を)理解してらっしゃるのかが不安になってきた』と話したり、15日放送回では『得意分野は冗舌で苦手分野になると口べた』と揶揄したことも。蓮舫氏の物言いには確かに賛否が上がっているものの、自身でも批判を繰り返してきた坂上と薬丸が蓮舫氏を批判したことに、困惑した視聴者が多かったようです」(芸能ライター)
突然、姿勢を変えた坂上と薬丸。ツッコミが殺到してしまっていた。