第1話は、東京で暮らす幼馴染を追いかけ、地方の田舎町から上京してきた就活中の鈴木奈未(上白石萌音)が、大手出版社・音羽堂出版の備品管理部の求人募集を見つけ面接を受ける。なんとか採用されたものの、配属されたのは備品管理部ではなく新設されたファッション雑誌編集部。新たに創刊されるファッションモード誌『MIYAVI』の編集長・宝来麗子(菜々緒)の雑用係の仕事をすることになり――というストーリーが描かれた。
しかし、視聴者からは奈未のダメ社会人っぷりに、呆れ声が集まっているという。
「配属初日に仕事内容が明かされ、混乱する奈未の様子が描かれましたが、視聴者が気になったのは、社会人としてのその姿勢。お使いに行った先では雑誌名『MIYAVI』の名前を忘れていたほか、ブルゾンすら分かっていないにも関わらず、『私には無理だな、そこまで頑張れない』と勉強しない宣言。さらに、麗子の打ち合わせ相手を勝手に恋人と思い込んで不満を吐露し、最終的には麗子に『私は人並みでいいから普通の仕事がしたいんです!』と言い放っていました。しかし、麗子に『雑用すらまともにできないあなたが、普通や人並みなんておこがましいんじゃない? 雑用を軽んじるあなたにこの仕事は務まらない』と指摘されると、『分かりました、もう辞めます』と投げやりに。視聴者からは『本当に仕事適当すぎる』『まともに仕事できないのにわがまま言ってるだけ』『一般常識ないの?社会人としてどうかと思う』といった批判の声が殺到しています」(ドラマライター)
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一方、編集長・麗子を演じた菜々緒には「目の保養」「美しすぎる鬼上司」「厳しく格好いい女性が似合いすぎ」といった称賛が集まっていたが――。
「本来ならば、視聴者は主人公に共感し、鬼上司である麗子の厳しすぎる様子にますます主人公を応援したくなるというのが一般のドラマの流れ。しかし、社会人として疑問が多すぎる奈未の行動や、麗子の叱責が正論であることなどから、奈未にはまったく同情やエールが集まらず。逆に麗子に対し、視聴者からは『こんな部下がいたら大変そう』といった声も寄せられています」(同)
果たして今後、奈未は共感を集める主人公になれるのだろうか――。