「打診があった紅白の大トリを断ってのライブ開催。各スポーツ紙はライブ直前、嵐のメンバーたちのインタビュー掲載など大々的に特集を組み、ライブ翌日の元日も大々的に紙面を割いた。ファンとメディアに盛り上げられグループとしての有終の美を飾った」(芸能リポーター)
その一方、少年隊の錦織一清と植草克秀が昨年いっぱいでジャニーズを退所。
退所は昨年9月に発表されていたが、過去の功績と「少年隊そのものは残したい」というメンバーの意向を尊重し、これからも所属グループとして存続が決定したのだが…。
「東山紀之のみジャニーズに残留。2人と袂を分かつことになってしまったが、今後、3人そろって活動したりステージに立ったりすることはまずないだろう。東山はソロ活動をしていればまったく不都合なことはないが、事務所を出た2人がどうやって稼いでいくのか危惧されている」(テレビ局関係者)
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植草と錦織の退所に当たっては、セレモニーのようなことはなかったが、デビュー35周年を迎えた昨年12月12日にベスト盤「少年隊 35th Anniversary BEST」を発売。
デビュー曲「仮面舞踏会」から「想 SOH」までのシングル25曲に加え、PLAYZONEやソロの名曲、さらに未発表曲、CD化されていないデビュー前の楽曲を収録。
また、完全受注生産限定盤には、デビュー前にリリースされたビデオ「少年隊」をはじめとする映像7作品を収めたDVDが付属。ファンならばぜひとも手に入れたいであろう逸品だけに、その売り上げが注目された。
「オリコンの週間ランキング初登場は4位で現在までの売り上げは3万枚ほど。ヒット作となって有終の美を飾ることはできなかった。通常盤は3300円だが、ファンは通販限定の2万5000円の限定生産盤を買った人が多かったはず」(芸能記者)
植草と錦織の今後の活動が注目される。