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ダルビッシュ、ソフトB・吉住の現役続行の真相明かし反響 自分から“慰留”に動いていた?「石川くんを叩き起こしてしまった」

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 カブス・ダルビッシュ有が9日、自身の公式ツイッターに投稿。ソフトバンクのプロ3年目・20歳の吉住晴斗の育成再契約に関わった件の真相を明かした。

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 吉住は2017年ドラフトで1位指名を受けソフトバンクに入団したが、3年間で一軍登板がないまま11月18日に戦力外通告を受けた。球団が育成選手として再契約する方針の一方で、吉住は「野球に対する気持ちが切れかかっている」と現役引退を示唆したことが伝えられていた。

 しかし、その後今月8日に育成選手として球団と再契約した吉住は契約後の取材の中で、それまで面識がなかったダルビッシュから「もったいないんじゃないか」と連絡を受けたことで引退を翻意したことを告白。報道ではダルビッシュと親交のある同僚・石川柊太が間を取り持ったと伝えられていたため、石川がダルビッシュに吉住への連絡を頼んだとみられていた。

 だが、9日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは「連絡先聞くのに石川くんを叩き起こしてしまったのは申し訳なかったです」と、引退を翻意させるため自身から石川に吉住の連絡先を聞き出したことを告白。同時に、「この短期間での切り替えや、すぐに前を向けるところにさらにセンスを感じました」と吉住が現役続行を決断したことを喜んでいた。

 今回の投稿を受け、ネット上には「石川がダルに『吉住を助けてやってください』って言ったのかと思ったけど自分から働きかけてたのか」、「『あのダルビッシュさんが自分のために』っていうのも吉住の心を動かしたのかもしれないな」、「そもそも吉住が引退しそうって話をよく知ってたな」といった反応が多数寄せられている。

 「2012年1月に日本ハムからレンジャーズにポスティング移籍してから約8年が経つダルビッシュですが今でもNPBへの関心は高いようで、最近も今年の日本シリーズや中日の契約保留続出といった話題に自身のツイッターを通じてコメントしています。今回の件もNPB関連のニュースをチェックする中で吉住が引退を示唆していることを知り、『何とかできないだろうか』と考えた末の行動だったのでしょう。また、そのダルビッシュが連絡を取りやすい石川が同じチームにいたことも吉住にとっては幸運なことでしたね」(野球ライター)

 再契約後には「契約していただいたので全力で野球にもう1回取り組む」と支配下返り咲き、そして一軍での活躍を誓ったことが伝えられている吉住。ダルビッシュに選手生命を救われた元ドラ1は、果たして来季以降どのようなプレーを見せるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu

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