田中は2014年にTBSを退社。宮根誠司や羽鳥慎一らが所属する『テイクオフ』入りした。6年間在籍したものの、前触れもなく移籍した先は広末涼子、戸田恵梨香、有村架純など、女優のマネジメントを数多く手掛ける『フラーム』だ。 「テイクオフは10年前に設立したプロダクションです。バックには芸能界の重鎮とテレビ界に影響力を持つ出版界の大物がついています」(芸能ライター) テイクオフにとって田中が抜けた穴は大きい。というのも、田中はTBS系『有吉ジャポン』、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』、日本テレビ系『坂上忍の勝たせてあげたいTV』、関西テレビ『グータンヌーボ2』、テレビ朝日系『あざとくて何が悪いの?』など、多くのレギュラーを抱えているからだ。
「昨年末に出版したセミヌード写真集は、60万部を超す大ベストセラー。ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の怪演も高く評価された。田中には仕事のオファーが殺到しており、宮根、羽鳥に次ぐ事務所の稼ぎ頭。何とか移籍を阻止したかったのが、事務所の本音でしょう」(夕刊紙記者)
今後の展開として、女優業に本腰を入れたいと思い描いていた田中は、ドラマ共演で親しくなった山口紗弥加に相談。山口自身が所属するフラームに移籍する運びとなったわけだ。
「昨年、公正取引委員会はジャニーズ事務所に対して、退所した『SMAP』メンバー3人を干した疑いで注意喚起した。芸能界の掟として“金の卵”の田中にも、後ろ盾の2人が『辞めたらつぶす!』と圧力をかけたという情報があります。田中も『怖かった〜』と話しているようですからね。フラームへの移籍圧力は失敗に終わりましたが、これで引き下がるような重鎮らではない。メンツ丸つぶれですから、これから田中つぶしが本格化するでしょう」(番組制作会社プロデューサー)
みな実、2回目の“テイクオフ”は難航だ。