事の発端は、昨年に引き続き全英女子オープン優勝をめざす女子プロゴルファーの渋野日向子が、4番ホールでバンカーからなかなかボールを出せないなどしてトリプルボギーを叩くなど苦戦し、予選落ちする様子を紹介する。
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ゴルフ担当の「屋根裏さん」ことタケ小山氏は、渋野が苦戦した様子について、ゴルフコースが昨年のパークランドコースから海沿いのコースに変わったことなどを予選落ちの原因として挙げる。関口宏が「その前から良くなかった」と指摘すると、「スイングやパターの長さを変えたことも調子が上がらない要因ではないか」とコメントした。
張本氏は渋野について、「渋野、がっかりだね。21歳でね、まだ乙女にちょっと厳しいようだけどね、マスコミが騒ぎ過ぎよ。世界であろうがアジアであろうがね、1回は勝てるのよ、1回は。まぐれ、偶然、1回は。3回勝って本物だから」とメディアに苦言を呈す。これについて、関口は「はあ、そうですか」と若干不満そうな声。それを尻目に、張本氏は「これから練習を積み重ねて、応援しているから、頑張ってや」と渋野にエールを送った。
普段、発言が批判されることの多い張本氏だが、「マスコミが騒ぎすぎ」と批判したことについては、「その通りだと思う」「よく言ってくれた」「渋野や、高校時代の清宮幸太郎、将棋の藤井聡太など、メディアが無理矢理持ち上げてスターに仕立て上げる感じが不快」と概ね賛同の声が上がる。
また、「女子ゴルフ界はメディアを無下にできない。渋野は真面目に対応しているから練習時間が取れていないのでは」「スマイルシンデレラって言われたら常に笑っていなきゃとか思っちゃう。メディアの罪は重い」という声も出る。ただし、「メディアは関係ない」「女子プロゴルフの宣伝になっているんだし、プロはメディアに出てナンボでは?」という反論もあった。
渋野の成績不振はメディアのせいとは言い切れないが、「騒ぎすぎ」「持ち上げすぎ」と感じた人がいることは事実。張本氏の指摘も「一理ある」と感じた人が多かった。