その後、期限までに検察、弁護側双方が控訴せず刑が確定。沢尻は2023年2月まで猶予中の身となった。
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「公判のタイミングがもう少しずれていれば、新型コロナの影響で延期されていたかもしれない。以前の“慣例”ならば、執行猶予中の復帰は難しかったが、同じ薬物事犯で執行猶予付き判決を受けたピエール瀧は、逮捕から1年ほどでスピード復帰。公判で復帰について『考えてません』と明言した沢尻だが、まったくそうは思っていなかったようだ」(芸能記者)
発売中の「女性自身」(光文社)によると、米国の有料動画配信サービス・Netflixのドラマで年内の復帰案があったという。
また、05年にフジテレビ系で放送の主演ドラマ「1リットルの涙」放送によって、沢尻の人気が根強い中国の映画やドラマ、またはコンサートへの出演も同時に検討されていたという。
しかし、いずれの出演計画も、コロナで見通しが立たなくなってしまったというのだ。
「昨年11月に逮捕され保釈後、所属事務所の手配した都内の有名病院の個室で療養。逮捕されたにもかかわらず、至れり尽くせりのケアだった。事務所としては沢尻を復帰させる気が満々だった」(音楽業界関係者)
そこまでする理由だが、やはり金銭面が大きな理由だというのだ。
「沢尻が出演できなくなった大河ドラマ『麒麟がくる』などの賠償金は事務所が立て替えた。ほかにも療養の費用など、これまでの沢尻への“投資額”を回収し切るまでは、沢尻の商品価値を利用しようというのが周囲の大人たちの狙い」(同前)
とはいえ、コロナで復帰計画はリセットされてしまったようだ。