この日、番組では埼玉県の大野元裕知事と映像をつなぎ、リモートでインタビュー。同日から県がスタートさせた感染防止対策が十分でない、キャバクラなど接待を伴う飲食店に対する休業要請の背景について質問していった。その中で安藤アナは、大野知事に対し「東京と埼玉は切っても切れない往来があります」と前置きした上で、「例えば埼玉の方が東京で働いていらっしゃる、『帰りに一杯やって帰ろう』っていう気持ち、本当にごく自然だと思います。いま経済を回すって言ってるからにはそういうこともあろうかと思います」と、東京に通勤する埼玉県民が仕事帰りに都内で飲んで帰る心情が自然だとしつつ、「それが『繁華街に行くな』って形になってきますと、人の動きもおかしい……ちょっといびつになってくるっていうんですかね。そういうことも考えられると思うんですが、知事としてどうお考えでしょうか?」と質問する場面があった。
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大野知事は対策しているお店を選ぶなどの解決策があると話していたが、さらに安藤アナが「東京都のやり方どうでしょうか? このままで大丈夫なんでしょうか?」と東京都への批判を引き出そうとする場面も。大野知事が「東京(の感染者)が増えることには大きな懸念を抱いています。だからこそ夜の街、繁華街には行かないでください」と呼びかけていたが、安藤アナはさらに「東京(の対策)が手ぬるいという感じでしょうか」とさらに煽り続けていた。
この安藤アナの一連の発言に視聴者からは、「いまみんな我慢してるし、いびつではない」「この状況で飲みに行くことは自然とは言えない」といった声が殺到。また、「そんなに埼玉県知事に東京都の文句言わせたいのか…」「文句言わせようとしてたのミエミエ」という指摘もあった。
都の対応をたびたび批判してきた安藤アナだが、あからさまな今回の発言に困惑した視聴者も少なくなかったようだ。