よしもと芸人が特別講師となるスペシャルワークショップとして、大学キャンパスなど様々な会場で行われてきた本イベント。コロナ禍とあり、この日はオンラインで授業が行われた。斎藤は天狗(横山裕之、川田哲志)と共に、5歳から12歳までの子供達を相手に、お題を与えて、漫才のノウハウを伝授。子供達に自己紹介をさせて、それへの受け答えなどで即席の漫才ネタを成立させ、子供達に漫才の楽しさなどを熱心に教えた。
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具体的には斎藤がまず、「トレンディエンジェル斎藤です。好きな卵はゆで卵です」と自己紹介。
次に子供達が同じように自己紹介するという流れ。子供達の掛け合いはプロ顔負けのクオリティで、ある参加者の女の子は「○○です。好きなことは勉強にハゲむことです!」と斎藤にハゲをもじったダジャレで返して、斎藤を唸らせた。斎藤も負けてはいない。これらの気の利いたギャグに「ありがとうひ(頭皮)!」と突っ込み返して子供達を笑わせた。
イベントを終え、斎藤は「子供達を相手にやってみて、自分も漫才の構成や間について改めて考える経験ができた。意外と自分が勉強になった。子供さんたちも達者で、僕も中途半端なボケはできないなという気持ちになった」と充実の表情。「自分が子供の頃は、漫才にチャレンジするなんて経験はなかなかできなかった。子供たちには今後、こういった経験を通じて楽しいことをどんどん見つけていってほしい。僕もオファーがあれば、こういう取り組みをこれからも続けていきたい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)