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ビートたけしも宮根誠司も…芸能界“検察の次は五輪中止”の提唱か!?

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提供:週刊実話

 ビートたけしが発信源とされる「東京五輪中止論」が徐々に拡大している。たけしらしいタブーを無視した発言だが、ネットでも「中止賛成」の声が急増中だ。

「たけしは4月25日、情報番組でマスク不足に触れ、『備蓄がないのはおかしい。五輪も万博もやめてさ』と、新型コロナ対策を優先すべきと語りました。実はたけしは、五輪中止を何度も提案しているのです。ただ、たけしのような大物でも長々と言いにくいのか、ホンの一瞬語るだけ。でも、その言葉の威力は絶大で、ネットでは五輪中止論が続出しています」(ウェブメディア編集者)

 五輪は、来年7〜8月に開催される予定。しかし、追加の維持費が3000億円というから驚きだ。

「アスリートや関係者の気持ちも大事です。でも人命を考えればどうなのか。開催されれば、また外国から人が入ることで、コロナの波が来るかもしれないし」(スポーツ紙記者)

 1980年、日本はモスクワ五輪をボイコット。五輪をやらない前例はすでにある。

「5月10日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田アキコは、“スゴイことをいう先生”としてリモート出演した大学教授の北村義浩氏を紹介。北村氏は4月26日に、同じくアッコの番組で『五輪の通常開催は0%』と語って話題になった。北村氏は五輪通常開催の無理論者です」(テレビ雑誌編集者)

 日本医師会の横倉義武会長も4月28日、「有効なワクチンが開発されないと、開催するのは難しい」との見解を述べている。

「フリーアナの宮根誠司も『五輪、どうなんですかね』と言っているし、実は最近、有名人が遠回しに五輪中止を訴えているんです。ただ、みんなたけしのように『五輪やめて』と直線的になかなか表現できないだけ。タブーが破られつつあります」(週刊誌記者)

 さらに、東京五輪には矛盾点も指摘されているという。

「東日本大震災の復興五輪としながら、東北で予選は全然行われない。むしろ五輪のために復旧工事が遅れ、今年3月時点で、仮設住宅に住む人たちが700人、避難者が4万人以上いる状態。しかも五輪の後に大不況が来ることは過去データでも分かっている。コロナの人命優先で、五輪はやめるべきだという意見が多くなる理由も分かる気がします」(同・記者)

 平和の祭典といわれる五輪だが、来年の開催予定はどのような道筋を描くのだろうか。

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