これは、ホテルで密会していた早見と俳優の舘ひろしがセックスしていたところ、早見が膣痙攣を起こしてしまい、舘のイチモツが挿入したまま抜けなくなり、病院に運び込まれたという一種の都市伝説だ。この際、2人は何とかお互いを引きはがそうとしたものの、自力での解決を断念。救急車を呼び、向かった先は兵庫県の病院とされている(一説には六本木の病院とも)。加えて、舘と早見が病院に到着した際、上半身は服を着てサングラスをかけていたが、下半身には毛布が巻かれていたという具体的な描写がなされていることも特徴だ。
★早見優と松田聖子は“竿姉妹”?
とはいえ、この噂については明確な証拠となるものがあるわけではない。2006年ごろ、ネット上で「20年ほど前の話」として投稿が行われたのが初出ではないかと言われている。また、膣痙攣が起こることで、挿入したまま抜けなくなるという事態は医学的にあり得ないことではないとされるが、実際の症例として治療に当たった医師が証言した例は現状ない。さらに、こうした膣痙攣により挿入したまま病院に運ばれた芸能人カップルという都市伝説は、戦前から存在するとも言われ、そういった意味でも、この説の信憑性については疑問符を付けざるを得ないというのが大方の見方となっているのだ。
また、この都市伝説には、早見の相手をしていたのは舘ではなく、神田正輝だったというバージョンも存在する。当時、早見が所属していたのは、神田の妻となった松田聖子と同じサンミュージックであり、聖子が石原裕次郎の愛人だったという噂が囁かれていたのは、聖子の項で述べる。つまり、舘や神田が所属する石原プロ、そして聖子や早見が所属するサンミュージックの“蜜月”から生まれた説という見方もある。
とはいえ、事務所がたまたま同じであったというだけで、これだけの噂が立つのかという考え方もあり、誇張こそされているものの、早見と舘や神田、あるいは石原プロの誰かがそうした関係を持っていたのは、事実なのではないかとする声も多いようだ。
近年の早見と言えば、2017年に京都市内のJRの線路内に許可なく侵入し、松本伊代とともにツーショット写真を撮影。松本がブログに投稿したことで大きな批判を浴びたことが記憶に新しい。しかしながら、かねてよりこうした“トンデモ都市伝説”の持ち主である早見にとってみれば、この程度の批判を浴びることに対して、大したダメージを感じていないのかもしれない。