6000人近い所属芸人がいる吉本興業だが、コロナの影響で3月から全劇場を休館。当初は無観客ライブ配信を行っていたが、政府の緊急事態宣言によりそれもままならなくなり、多数の芸人が無収入となってしまった。
記事によると、松本の救済プランは、後輩芸人らに自身のポケットマネーで1人上限100万円を無利子、無担保で貸し付けるもので、返済期間は5年間。
松本と面識がある後輩となると、貸し付けが1000人ほどにまで広がる可能性もあり、総額は10億円。松本は数億円単位になることも覚悟しており、返済を催促するつもりもなさそうだというから、とんでもない太っ腹だ。
「今回の“松本金融”で一気に所属芸人たちからの人望を集めることになりそうで、このままだと、吉本の社長のイスに向けてまっしぐらでは」(芸能プロ関係者)
おそらく、節税対策もありそうだが、気になるのはポケットマネーで10億円をはき出せる松本の懐具合だ。
「2005年までの年収推移は『高額納税者ランキング』で公表されていたが、その際、松本の年収は少ない年で1億円、多い年で3億円。06年以後、ざっと見積もると、監督を手掛けた映画がコケて大赤字を出したりもしたが、手元に50億円は残っているのでは」(芸能記者)
最終的にどのぐらいの融資額になるのかが注目される。