新たに陽性が判明したのは、今月3日まで番組制作に関わっていた同局のグループ会社に在籍する20代の女性で、22日にPCR検査を受け、24日に陽性が判明した。
この元スタッフは、今月3日まで番組制作に従事していたが、契約が終了した4日以降は制作に関わっておらず、東京・六本木の本社への入館もしていなかったという。
同番組では、メインキャスターの富川悠太アナウンサー(43)が今月12日に感染を公表して以来、これで5人目の感染。同局関係者では6人目となったが、一部スポーツ紙によると、ほかにも複数のスタッフがPCR検査を受け、結果を待っているという。
「新たに感染が判明したスタッフは、同番組にかかわるスタッフが大量リストラをくらい問題になっていたうちの1人だろう。テレ朝からしたら、次から次へと問題が発生し、番組の体制を維持するのもひと苦労の状況に追い込まれてしまった」(放送担当記者)
とはいえ、今回の件はテレ朝にとって大きな転機になりそうだというのだ。
「『報ステ』はいまだに実権を握って君臨する早河洋会長の息のかかった番組で“聖域”とされていた。しかし、もはや、その権威地に落ちてしまい、このあたりで本格的なリニューアルが検討されることになりそうだ」(同)
いずれ、番組のカラーを一変させるかもしれない。