「志村さんは、3月5日に『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の収録を行っている。潜伏期間が最大約2週間なので、この収録に参加した芸能人は感染の危険性があったわけです」(芸能記者)
同番組で共演しているお笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜は、収録時の様子について「いつも通りのお元気な感じだった」と説明。死去の速報が入ると号泣していたが、彼女も感染のリスクにさらされていたのだ。
「“ジャニーズ案件”であるため、大手メディアは一切報じていませんが、同番組には『嵐』の相葉雅紀も出演しており、感染リスクが指摘されていました。しかも、相葉は志村さんのコロナ感染が公表された25日の夜に、NHKで放送された五輪特番に生出演しているのです。検査を受けたかどうかも明かしていないのですから、共演者たちは不安を感じていたのではないでしょうか」(同・記者)
そもそも今回のコロナショックは、『嵐』に大きな影響を与えている。今年いっぱいでの活動休止を宣言していたが、コロナの影響で東京五輪が延期になり、NHKのスペシャルナビゲーターの仕事もズレ込んでしまったのだ。
「5月15、16日で計16万人を動員する予定だった新国立競技場のライブも、開催に暗雲が漂い始めています。ジャニーズとしては、『嵐』の活動休止に向けてのビジネスでがっぽり稼ぐつもりだったのが、計算が立たない事態に。他の所属タレントたちの公演も次々に中止や延期に追い込まれており、事務所創業以来の大損失を被っています」(スポーツ紙記者)
さらに、2月に行われた志村さんの誕生日会の会場となった銀座のクラブの客から感染者が出ているとの情報もある。
「このクラブには阪神の藤浪晋太郎投手も通っていたらしい。ここでクラスターが発生したら、芸能界は壊滅状態になるかもしれません」(同・記者)
どこまで広がるのだろうか…。