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嵐の活動休止発表のおかげでたっぷり蓄財えきたジャニーズ事務所

 人気グループ「嵐」が昨年6月に発売したベスト盤「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が、国際レコード産業連盟(IFPI)によって「2019年に世界で最も売れたアルバム」に認定され、トップセラーアルバム賞を受賞したことを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、日本のアーティストが同賞を獲得するのは史上初。ランキング上位には、2位にテイラー・スウィフト(30)、3位に「BTS」、4位にレディー・ガガ(33)、5位に今年のグラミー賞で主要4部門を含む5冠を達成したビリー・アイリッシュ(18)が入るなどそうそうたる顔触れの中、トップに立ったという。

 気になる売上げ枚数だが、CDセールスとダウンロード数の合算で、嵐のアルバムは、昨年10月に発売したビデオクリップ集と合わせて330万枚を記録したというのだ。

「そこまで売れたのは、昨年1月に今年いっぱいでの活動休止を発表していたから。ファンたちに『これが最後かも。買うしかない』と思わせて購買意欲をたっぷりと煽った。それだけ売れても、メンバーたちの収入は給与制のため億単位には達していないようで、ジャニーズはたっぷりと蓄財できた」(レコード会社関係者)

 新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、自社のタレントたちの公演がことごとく延期・中止になりダメージを受けているジャニーズだが、嵐に稼がせてもらっただけに、そこまでダメージはないはずだ。

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