「芸人や女優、タレントらがこぞって進出するようになったユーチューブが原因です。開設したチャンネルの登録者数をめぐり、2人は互いの存在を意識しているんです。だが、最近はネット住民やメディアがことさら煽ったために、ライバルを飛び越えて敵視するようになってしまった。その結果が、共演NGですよ」
と証言するのは2人を知るドラマプロデューサーだ。
そもそも川口がユーチューブ公式チャンネル『はーちゃんねる』を開設したのは1月31日のこと。一方の本田は、さかのぼること2年前の9月22日に公式チャンネル『ほんだのばいく』を開設している。
3月8日現在の登録者数だが、本田は159万人。対する川口は、わずか3カ月で79万6000人。
「登録者数は当然、2年前に立ち上げた本田の方が多い。だが、再生回数を比較すると本田も川口もいい勝負なんです」(芸能記者)
当然、気になるのは2人のユーチューバーとしての収入。いったい、どれくらいのギャラを手にしているのだろうか?
「ここだけの話、本田は軽く1億円を超えている。だが、川口はまだ開設したばかりでユーチューブでの実績がない。現金化は早くて年末。それでもまだ、数百万単位がいいところです。だが、女優のギャラとなれば話は変わる。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』のヒロインを務める川口の方が断然、上ですね。年収で5000万円〜。対する本田は300万円〜」(ネットメディア関係者)
こうした現状にいら立ちを隠せないのが本田。再生回数で圧倒的な差を付けようと、かなり凝った動画を編集中だという。
「本田のチャンネルは、ゲーム解説で脚光を浴びましたが、最近は、もっと過激な演出と、丁寧な解説にこだわった編集にチャレンジしているんです。今後はCGの導入も検討中で、数百万円の予算を投入するそうですよ」(芸能プロ関係者)
川口も負けてはいない。
「『はーちゃんねる』は、実家に帰って部屋でゴロゴロしたり、くつろいだりしている私生活を映して再生数を稼いだ。今後は出演する大河ドラマ『麒麟がくる』の休憩時やプライベートを隠し撮りした形でコンテンツを公開すべく準備をしているとか。もちろん、NHKや共演者の許可をしっかり取るようです。NHKにとっても番宣になりますからね」(事情通)
勝利を収めるのは本田か、あるいは川口か…。