2歳年上の姉・上白石萌音と、双子かと思うほど顔貌が似ており、ともに黒目がちの垂れ目で眼光が優しく、女性度の高い癒やし系の女相だ。
妹・萌歌のほうが身長が10センチも高いぶん、エロスの面では早熟な一方、ベッドでの雰囲気や反応は(大柄ゆえ)姉よりもやや大味と、淫相学では判じる。
眼光から窺える和気が、萌歌のほうが豊かで、精神的な好色性(セックス好きと言うより男好き)では勝り、性ホルモンタンクの臥蚕(下瞼のサヤエンドウ形の部分)の膨らみに関しては姉・萌音のほうが豊かで、肉体的な好色性(男好きというよりセックス好き)で勝っている。
萌歌は、おちょぼ口(口が小さい割りに唇がもっちりと厚く、締まりもよい)で、古来、名器性が高く、小心ゆえ受動的なセックスに馴染んで男性の征服欲をよく満たし、従順ゆえ妻とするには最上とされる好相の持ち主だ。
20歳になったばかりなので眼光に清潔感があり、【官能度】は「4」寄りの「3」と、やや高どまりだが、今後、間違いなくアップしそうだ。
特に彼女のような頬の豊かな下膨れの顔形は、加齢とともに淫蕩性が増し、熟女の年代ともなれば濃艶な魅力を発散してモテまくる。
前述の眼光の和気、おちょぼ口に加え、弓なりの優しい眉(女性的な心性)に広い眉間(寛容で防御が甘い)と、もとよりモテ相の多い彼女。【モテ度】は現時点でも「4」と高く、将来、満点の「5」にアップすることを請け合える。
先天的名器度を観る、耳穴の下の溝が良形ながらやや大振り。しかし、おちょぼ口に加え、口角(唇の両端)の上がった名器相もあって、【名器度】も「5」寄りの「4」とかなり高い。
一方、【スタミナ度】は、小口で歯列のアーチも小さく、金甲(小鼻)の張りも特別によいとは言えず、「2」と低めだ。
頬が広く肉付き豊かなのは、母性愛が濃く家庭運良好の相。下膨れの顔形も同様の意味があり、冒頭に挙げた女性度の高い顔相は良妻相とも重なっていて【良妻度】は満点の「5」と観る。
弓なりの眉があげまん相で、おとなしい臥蚕もあげまん要素。とぼしい金甲がマイナスで、垂れ目があげまん相とは真逆の相ながら、トータルで観て【あげまん度】は「2」寄りの「3」と、現代女性では高いほう。
令和の時代には、平成期にもてはやされた小顔や、社会で活躍する主張の強い顔に代わって、上白石姉妹のような家庭的な良妻顔が、モテ顔の主流になりそうな気がする。
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【劉飛昶プロフィール】劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。