この日の『お願い!ランキング』では現役高校生の実態を調査する企画「高校生ニュース」を放送。スタジオに受験やプライベートに悩んでいる高校生を呼び、赤裸々な話を聞くという企画で、話を聞く大人の講師は毎回変わる。
この日の講師はカズレーザーと「霜降り明星」の粗品だった。番組の中で、高校生たちが勉強する理由や、勉強法について講師に聞く展開に。するとカズレーザーは自身の経験を踏まえ、「(勉強に)触れている時間を増やすのが大事」と熱弁。さらに「数学や物理や化学は勉強しないとできない。実際に目にしているわけじゃないから、何が起こっているかは分からない。だから暗記するしかない」と持論を展開。さらには勉強する必要性についても触れ、「確かに受験にしか勉強を使わないのであれば、人生において勉強は必要ないかもしれない」「だけど、勉強ができないと就けない仕事もいっぱいある。勉強が必要ないという人は勉強を必要としない仕事にしか就いていないはず」「勉強できた方が選択肢は増える。できた方がいい」と語った。
これにはスタジオにいた高校生たちも「名言だ」「勉強にやる気が出た」と感心し、ネットでも「この言葉を高校生の時に聞きたかった」「すっとこの言葉が出てくるのはすごい」といった声が相次いだ。
カズレーザーは埼玉県の進学校から同志社大学へと進み、今は「インテリ芸人」としても活動している。ネットユーザーはカズレーザーの言葉には説得力があり、それがスタジオにいる高校生や視聴者に伝わったのではとしている。
深夜番組ゆえターゲットの高校生には届きにくかったかもしれないが、有意義な経験談であったのは間違いないだろう。