8シーズンドイツリーグでプレーし続け、日本代表でも42試合に出場している酒井。那須のユーチューブ動画には過去に10回以上登場しているが、他の選手に対する評価・印象を語るのは今回の動画が初めてとなっている。
今回名前が挙がった安部は、プロ入りした2017年から2019年にかけて鹿島アントラーズでプレーした後、同年7月に日本人では久保建英(現スペイン・マジョルカ)以来となるバルセロナ移籍を果たした選手。現在は下部チームの「バルセロナB」で、トップチーム昇格・定着を目指し実力を磨いている。
その安部について、酒井は特に面識があるわけではないと前置きしながらも、プレー面については「鹿島アントラーズにいる時からすごく注目していた。ドリブルのキレもいいし、『(相手にとって)すごく危ない選手になれる』というのがJリーグの時からのイメージ」と以前から熱視線を送っていたことを告白。
また、「点も取れるし、スピーディーで体の使い方も上手だし、(全体的に)技術が高い。やっぱりバルセロナに行くだけの(理由を持つ)選手だなと思う」と、安部の実力やプレーを高く評価した。
「バルセロナBの試合もハイライトとかでチェックしている」と、現在も安部のプレーを逐一追っているという酒井。「常にトップチームでプレーできるような選手に早くなってほしい」と、トップチーム定着への期待を込めハッパをかけていた。
この他にも酒井は「若手というくくりで期待しているのは全員海外の選手」という基準を元に、自身の期待する日本人選手をもう2名挙げそれぞれの選手に対する印象や評価などについて動画内で言及している。
今回の動画を受け、ネット上のファンからは「確かにドリブルが持ち味な感じはある」、「Jリーグ時代から見てるって相当注目してるんだな」、「ハイライトまでチェックしてるのは意外だった」、「海外で長くプレーした酒井がここまで言うんだから期待できそう」といった反応が多数寄せられている。
昨年11月にはチャリティーマッチながら、日本人初のトップチーム出場を飾った安部。酒井を含めた多くの人々の期待に応え、バルセロナのトップチームまで駆け上がることはできるのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
那須大亮の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCQ1PA9Rj7x6ydublqYz_ZXA