これを受け、カンニングの経験はあるかといった話題になり、若林史江は「高校の頃に数学の公式を全部机に書いておいたけれども、どう使っていいのかわからず0点だった」とあっさり暴露した。これに対し、マツコ・デラックスは「カンニングしてまでどうにか点を取らなきゃって意欲すらなかった」「中学まではごまかせていたけど(高校の)物理とか無理じゃん。最終的には先生が許してくれた感じ」と話し、すでに思春期からある種の諦めや達観があったようだ。
苦手科目は追試を重ねて、「教科書持ち込みOKの試験で物理が8点だった。物理は無理」と話し、笑いを誘っていた。これを受け、ネット上では「マツコ、この堂々とした開き直りがすごいね」「やっぱり、のちのち何者かになるだけあるわ」といった声が聞かれた。
さらに、得意科目の話にもなり、マツコは「語学系、国語とか英語とか。あと社会も。歴史、地理とか経済とかも好き」と話した。マツコは、タレントになる前はコラムニストとして活動しており、まさに文系の能力をうまく生かしているとも言える。さらに、「店舗への道をきっちり説明する表記が煩わしい」トピックを取り上げた『夕刊フジ』(産経新聞社)の記事に関しても、「地図アプリばかりに頼らずに自分でちょっと地図を読む努力をした方がいい」「今のアプリは精度が良くないので50メートルとか間違える」といった持論を展開した。これも、マツコが社会科全般を得意とするがゆえの行動かもしれない。マツコの意外な過去が窺える放送となった。