この日のゲストは、元ラグビー日本代表、慶應義塾大学ラグビー部、東芝ブレイブルーパスでそれぞれキャプテンを務め、2019年にTBSで放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』で俳優デビューした廣瀬俊朗。
廣瀬は非常に高いキャプテンシーを持っていることで知られ、オーストラリアやイングランドでヘッドコーチを務め、2015年には日本代表でも指揮を執ったエディー・ジョーンズ氏がその統率力を高く評価していたことで有名だ。
初ゲストと言うことで、冒頭に廣瀬の紹介VTRが流れる。そして、関口宏から「印象」を聞かれた張本氏は、「年代が違うからプレーは見たことないんですよ。私らの時は瀬下とかね、松尾とか藤原とか。どこ行ってもキャプテンやられたから、非常にナイン(原文のまま)に人望があったんじゃないんですか? 生まれ変わったらこういう人になりたいわね」と笑う。これを聞いた関口は思わず、「え、そうなんですか」と驚きの声を上げた。
張本氏の自虐発言に視聴者も反応。「人望がないってわかっているんだろうね。でも、その発言じゃ無理だと思う」「あれだけの実績があるのにコーチや監督は無縁。人望がないのは明白」「ラグビーはナインじゃなくてフィフティーン」など、厳しい声が挙がる。
一方で、「なんだかんだずっと『サンデーモーニング』に出ている。人望がないなんて嘘」「張本勲氏はヒールに徹して注目を浴びていることを自覚している。本当は善玉になりたいと思うのも無理はない」という声も。
また、「日曜の朝は張本勲氏の発言が話題になる。炎上も多いがそれだけ注目されているということ。愛情の裏返しでは」「自分も『良い者』になりたいのはわかるけど、嫌われ役が張本氏。これからも頑張ってほしい」「張本氏は職人。リーダーシップはないが、3,000本安打は金字塔。胸を張ってほしい」というエールなども多く上がった。
敢えて番組のために「憎まれ役」を演じていると言われる張本氏。誰からも信頼され、高いキャプテンシーを評価される廣瀬俊朗の能力を、羨ましく思ったのかもしれない。