岡村は五木ひろしのバックで演奏する武田真治の代わりとして、サックスを吹きながら乱入してきた。当然ながら「乱入と言いながら狙っていた」ものであり、12月31日にリハーサルもみっちりとこなした。岡村は「暴挙ですよね。あいつ何やってんねんということだったと思うんですけど」と語りつつ、出場のきっかけは昨年秋に行われた番組イベントを、紅白のスタッフが観覧し、「岡村サックス吹けんねんな」となって、オファーに至ったようだ。
岡村は番組イベントで東京スカパラダイスオーケストラと共演するにあたり、サックスを練習した。ただ初心者のレベルであり、紅白本番でも「軽い音しか鳴らない。何なら不発ですけれども、それなりに参加させてもらった」と話し、武田に「ええ音鳴らんかったわ」と愚痴ると、「楽器ってそういうものですよ」とミュージシャンとしてさらっとアドバイスを返されたようだ。
出場後は、楽屋裏の大きなモニターで菅田将暉とじっくりと話したほか、昨年も目撃した出場者たちの豪華な差し入れを目の当たりにするなど楽しんだようだ。
なお、12月31日に発表された、岡村にとって先輩芸人で親交のあるFUJIWARAのフジモンこと藤本敏史と木下優樹菜の離婚に関しては「フジモンともいろいろ話さなあかんと思いますけど、ややこしそうですので、あまりお話ししませんけどね」と話し、実質的にノーコメントを貫いた。
これを受け、ネット上では「紅白オファー向こうから来てたのか」「岡村さんでも話せないフジモン問題って深刻そうだな」といった声が聞かれた。この日は新年恒例の同窓会トークも繰り広げられ、2020年も順調なすべり出しを見せたと言えそうだ。