NFL(アメリカンフットボールのリーグ)、グリーンベイ・パッカーズの大ファンである男の、チームに対する忠誠心が自分自身を救った、という話。
79歳のジムさんは妻と11人の子供を抱えながら、家計をやり繰りして過去56年もの間、パッカーズを応援してきた。年間予約シートを購入するためには、今までに売血さえしてきたという。約473ミリリットルの血液を15ドルで、それを今までに145回も売ってきたらしい。
最近、ジムさんの掛かりつけの医師が、偶然にも43歳で既に死去しているジムさんのお父さんの血液には、あまりに多量の鉄分が含まれていたために、早死にしたことを突き止めた。お金のためにしなければならなかった売血は、実は偶然にもジムさんが、亡くなったお父さんと同じ鉄分を多く含んだ血液を定期的に、身体の外に出していたことで、ジムさん自身を助けることになったのだ。
3月13日土曜日、グリーンベイ・パッカーズは正式にジムさんの名誉を称えたそうだ。