安藤サクラ主演の本作。物語のモデルとなっているのは、インスタントラーメンを生み出した日清食品創業者の安藤百福とその妻・仁子。2人はそれぞれ立花萬平(長谷川博己)と立花福子(安藤)として、激動の半生を描くという。ナレーターには“史上最年少の語り手”として芦田愛菜が起用されているが、作品は朝ドラの王道を行く作品となっている。
4日放送された第4回までを見た視聴者からは「正統派の朝ドラはやっぱり面白い!」「朝から明るくていい。俳優陣も豪華で、この先も楽しみ」「中年以降が役もハマって面白くなりそうな気がする」などと絶賛し、期待しているが、一方では不満の声もある。
「安藤サクラさんの実年齢は32歳ですが、第一週で描かれている福子の年齢は18歳。さすがに無理があるということで、安藤さんは持ち前の演技力でカバーしていますが、その演技というのがすごい。テンションが高くキャピキャピとしたような喋り方なんです。視聴者からも『シリアスな演技の方が似合うからぶりっ子演技は似合わない』『無理な子供っぽさに違和感がある』という声が集まっています」(ドラマライター)
しかし、安藤サクラは会見や公式コメントなどでたびたび「18歳というところがとても不安」「逆に笑っていただければ幸い」などと自虐している。さらに、福子の姉2人のキャスティングにも不満の声があるようだ。
「姉役には内田有紀さんと松下奈緒さんがキャスティングされていますが、2人と安藤さんは顔の系統が異なります。『姉妹には見えない』『姉妹設定には無理がある』といった声もありました。のちのちこの設定が伏線になる可能性もまだ捨て切れませんが、『キャスティングミス』という指摘も少なくありません」(同)
とはいえ、おおむね「見ていて楽しい」などと好評を博している。今後も好意的な声が聞こえてきそうだ。