最近、ウォーターダイエットなるものがあるらしい。方法は、こまめに水を飲むだけ。これで大きな効果が期待できるのだそうだ。
水を飲むと、老廃物が排出されるだけでなく血液の流れがよくなり、新陳代謝が活発化する。すると、運動で消費するカロリーの燃焼効率が上がるのだという。
また、水を飲んだという理由で太ることは絶対にないらしく、その点でもこのウォーターダイエットは、極めて効果が高いのだそうだ。
ダイエットに関して、以下のような段階がよく指摘される。
(1) 食事を減らすと、体が蓄えた水分が抜けて、見る見る痩せてくる。
(2) ところが、その後はあまり体重が落ちず、運動でカロリーを消費しなければならない。
その意味では、(1)の食事を減らす効果も高く、(2)のカロリー消費も促すのだから、試す価値あり、かもしれない。
問題は、飲む水の「質」、である。
日本のミネラルウォーターは、殺菌のために加熱処理をしているものがほとんどであり、それをナチュラルミネラルウォーターと呼ぶ基準がある。殺菌しても、“ナチュラル”。いっぽう、外国産は加熱殺菌処理をしていないのがほとんどであるが、あとはどちらを選ぶかという問題だろう。
ちなみにあまり知られていないが、この加熱殺菌処理は、農林水産省のガイドラインによると現在、〈照射〉、が許されている。ミネラルウォーターについても、そこらへんをよく調べてみる行為は消費者としては当然の権利でもあろう。
多くは語らないが、照射、とは、意味としては、放射能である。