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勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その6 止まらない芸能界の薬物汚染

 昨年8月、元女優の酒井法子、公判中の元俳優の押尾学被告が相次いで薬物事件で逮捕され、しばらくワイドショーの話題を独占した。

 今年も相変わらず薬物事件で逮捕される芸能人が相次ぎ芸能界の“薬物汚染”の実態が浮き彫りになってしまった。
 3月、人気バンド「JAYWALK」のボーカル中村耕一が停車中の車内で微量の覚せい剤を所持していたところを覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁麻布署に現行犯逮捕された。
 同バンドは91年発売の「何も言えなくて…夏」がミリオンセラーとなり、93年のNHK紅白歌合戦にも出場したが、約15年前に妻と死別し、逮捕当時は名古屋ローカルで活動するタレントの矢野きよ実と交際中。自宅を家宅捜索したところ、大麻、コカインとみられる薬物と吸引具とみられるパイプが押収され、中村容疑者は取り調べに対し「豊島区や練馬区あたりの路上でイラン人から買った」、「年を取って疲れやすくなり、1年ほど前から覚せい剤を始めた」などと供述した。

 5月に東京地裁で行われた公判では懲役2年、執行猶予4年の判決が下された。

 中村容疑者は更正を誓ったうえで、「世間が許してくれるなら戻ってきたい。1年2年で戻れるとは思ってません。どんなに時間がかかっても、将来堂々と歌いたい」と歌手復帰への意欲を示した。

 中村は初犯だったが、再犯では済まなかった2人は何度やっても懲りない。

 1人目はヒット曲「失恋レストラン」で知られる清水健太郎。
 8月に都内か周辺で覚せい剤をあぶって吸い込み、使用した疑いがあり、職務質問を受け任意で尿を採取。鑑定の結果、覚せい剤の陽性反応が出たため、後日に任意での出頭を求められ警視庁上野署に出頭。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。
 清水は83年に大麻取締法違反で逮捕されてからこれで6度目の逮捕で薬物では5度目。薬物で4度目の逮捕・起訴をされた際には服役しているにもかかわらず、まだ薬物がやめられなかったのだ。

 11月に東京地裁で懲役1年10月の実刑判決を受けたが、担当弁護士によると、清水被告は「(懲役が)2年ぐらいまで下がれば」と漏らしていたという。判決を聞くと、想像以上に短いと感じたのか、傍聴席に座った内縁の妻や支援者に笑顔ものぞかせたというから、反省の色は全く感じられない。

 2人目はタレントの田代まさし被告。
 9月に横浜市内の駐車場でコカイン入りのポリ袋2つを隠し、所持していたところを神奈川県警横浜水上署に麻薬取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。逮捕時に一緒にいたコ交際相手で美容師の荒井千恵子被告も同法違反で逮捕された。

 田代被告の清水と同じように前回、薬物で逮捕・起訴された際には服役していた。
 今月7日に横浜地裁で初公判が行われたが、弁護士によると、田代被告は薬物使用について「仕事はテンションを上げ、期待に応えないといけなかった」と説明。かつてメンバーだった「ラッツ&スター」のリーダーの鈴木雅之や、芸能界での師匠だった志村けんには「合わせる顔がない。恥ずかしくて何も言えない」と漏らしているというが、では、なぜ何度も薬物に手を染めるのだろうか?

 今年はそれほどの大物の薬物逮捕者が出なかった芸能界だが、「ある芸能人夫婦を当局がマークしている。特に妻の方」(社会部記者)というから、来年以降も薬物事件で大物の逮捕者が出そうだ。

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