民放の連続ドラマ初主演となる高畑と、「女王の教室」、「家政婦のミタ」(いずれも日テレ)などのヒット作で知られる脚本家の遊川和彦氏がタッグを組んだ同ドラマ。高畑演じる、過保護に育てられた女子大生が、社会に出て自分の中に眠っていた本当の力を目覚めさせてゆき、家族の問題を解決していく姿を描くホームドラマだ。高畑演じる主人公の父親役を時任三郎、母親役を黒木瞳が演じ、主題歌を昨年「恋」がヒットした星野源が担当している。
「前クールの同時間帯に放送された、沢尻エリカ主演の『母になる』は全話平均視聴率が9・1%で2ケタを超えたのは初回と第2話のみ。最高が第2話の10・7%だったから、それに比べれば好スタートといえる。高畑にとっては昨年のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』以後初の連ドラ主演でおまけに民放の連ドラは初主演。朝ドラとは違う視聴者層に対して、どれほど数字を持っているかの勝負なのでかなりのプレッシャーがかかっている」(テレビ関係者)
プレッシャーを背負う理由はそれだけではないという。
「ヒットを連発してすっかり売れっ子になった遊川氏は映画監督に挑戦。お抱えの天海祐希を起用し初監督作品『恋妻家宮本』が1月に公開された。監督は自信満々だったが、興行成績は大コケ。すっかり意気消沈していた監督だが、高畑のドラマに並々ならぬ気合で挑んでいるだけに、高畑もそのことを重々承知している」(同)
ネット上では劇中で高畑が見せる「天使笑顔」を絶賛する声が飛び交っているだけに、今後の展開次第では数字がグンと伸びそうだ。