「いまや夏男といえばチョーノやない。オレや!」。8月5日の大阪大会で真夏の祭典「G1クライマックス」の連覇に臨むディフェンディング・チャンピオンの天山。この日は東京・多摩川河川敷で行われたドヒール軍団GBHの合同練習に参加し、イス攻撃などラフファイトのためのムーブを入念にチェックした。
G1は個人闘争ということもあり、先日行われたブラック軍の合同練習では、蝶野正洋と曙が仲たがいしてしまったが、GBHは違う。天山にとってG1連覇は命題だが、今年はあくまでチーム戦。それだけに決起集会を兼ねた合同練習後は「GBHとしてG1に出るオレ、真壁、矢野、越中でベスト4を総ナメにしたる」と“チーム愛”を全開にアピールした。
「来年からG1は名前を変えた方がええんやないか。GBHのナンバー1を決めるクライマックスにしたらどや?」。そう高笑いした天山だが、初参戦する曙の話になると表情は一変。途端に鼻息を荒くしながら「あのでくの坊は何しに来よってん。まずやせてスリムになってから来いや。スタミナ持つんかい。ホンマに」と一気にまくし立てた。