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所属事務所から思わぬ反撃をくらった眞鍋かをり

 一部スポーツ紙で脱税疑惑を報じられたタレントの眞鍋かをりだが、契約解除を求めて東京地裁に訴訟を起こしている所属事務所の「アヴィラ」が29日、マスコミ各社にファクスを送り眞鍋の脱税を認めた。

 「眞鍋の事務所はほとんどマスコミ対応しないことで知られていたが、今回の件は白黒をハッキリさせようと思い、対応したようだ」(スポーツ紙記者)
 同事務所は脱税疑惑について、「プロダクションから同人(眞鍋)に支払われる報酬の半分を母親が代表取締役となっている会社に支払い、所得税などを免れていた」、「2007年頃、同人からの要請で父親と会った折、赤字会社を抱えているのだが節税のために眞鍋かをりの報酬の半分ほどを当社に振り込んでもらいたいとの要請を受けた」など具体的な脱税の手口を暴露している。
 「つまり、眞鍋の父親が旧事務所(アバンギャルド)時代の07年頃から、給与の一部を母が社長のマナベ電子工業(愛媛県西条市)に振り込んでほしいと要請。08年3月、眞鍋が現在の所属事務所『アヴィラ』移籍後も同様の取引が行われ、09年12月まで続いた。すでに報じられているが、所属事務所は毎年、年俸制で給与を決め、月割で支給しているが、09年の眞鍋の月給は420万円で、そのうち180万円が母の会社に振り込まれていた」(週刊誌記者)
 収入がサラリーマンとは比べものにならない芸能界だけに、様々な方法でせっせと節税に励んでいる芸能人は多そうだが、所属事務所からその手口を暴露されたのはおそらく眞鍋が初めて。

 「眞鍋が大人しくしていれば事務所も黙っていただろうが、訴訟が終わっていないのでさっさと新たな窓口も決め仕事を再開したため、現所属事務所が激怒し反撃に出た。おそらく、眞鍋にとっては思わぬ反撃だったはず」(同)
 こうなってしまったからには、眞鍋は再び活動を自粛せざるを得なくなりそうだ。

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