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人気アクションシリーズの完結編が首位を獲得した今週の映画ランキング

 12月24日と25日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演でヒットを続けてきたアクション大作シリーズの完結編「バイオハザード:ザ・ファイナル」が初登場1位を獲得した。

 「バイオハザード」は世界最速の23日に353スクリーンで公開され、土日2日間で40万1000人を動員、興収6億1900万円をあげた。公開初日から3日間の累計成績は64万4000人を動員、興収9億7800万円を記録。同作でタレントのローラがハリウッドデビューを果たしたことも話題となっている。

 2位は「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」、3位は「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」、4位は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。いずれも人気シリーズの続編で350スクリーン以上の大規模公開とあってデットヒートを繰り広げている。

 5位は初登場で生田斗真主演作の続編「土竜の唄 香港狂騒曲」。309スクリーンで公開され土日2日間で15万8000人を動員、興収2億2300万円をあげた。

 「ここに来て、洋画の大作が続々と公開され、冬休みに向けて客足を伸ばしそう。ただし、配給会社も客足が伸びる時期に公開を集中させているので、それ以外の時期は洋画が不調。『土竜』はイベントや番宣などのプロモーションに力を入れたおかげで、ほかの大作がなければ1位を獲得できる好調なスタートを切った」(映画ライター)

 激戦の中、能年玲奈から改名したのんが声優を務めた「この世界の片隅に」が10位にランクイン。63スクリーンから公開がスタートしたが、徐々にスクリーンを増やし今週末106スクリーンでの上映となった。

 来年は大作として、まず1月14日に綾瀬はるか主演の「本能寺ホテル」が公開。今年は「シン・ゴジラ」といまだに公開中のアニメ映画「君の名は。」が予想外のヒットを記録したが、どんな作品が支持されるのかが注目される。

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