同ドラマは、原田と田中が演じる新婚夫婦が引っ越してきたマンションで、住民たちの交換殺人ゲームに巻き込まれるノンストップミステリーで、初回の視聴率は8・3%といきなり1ケタを記録してしまった。
「放送されている日曜午後10時半の枠は、以前は全話平均視聴率が1ケタに沈んでいた。ところが、昨年10月クールの『今日から俺は!!』は9・9%、『3年A組−今から皆さんは、人質です−』は2ケタを突破して登り調子とあって、局内での期待が高まっていた」(日テレ関係者)
同局で2クール連続ドラマを制作するのは、1994年10月期から1995年1月期にかけて放送された「静かなるドン」以来25年ぶり。
原案・企画をAKB48グループのプロデューサーなどで知られる作詞家の秋元康氏が務め、マンション住人には、西野七瀬、袴田吉彦、片桐仁、安藤政信、木村多江、生瀬勝久ら、管理人には竹中直人と、30人近くのキャストが名を連ねる豪華版だったのだが。
「ネット上の反応を見ると、どんどん人が死んでいく展開に早くも視聴者が飽きてしまっているような感じ。おまけに、『秋元康が企画、原案、という時点で見る気がしない』という厳しい声も寄せられている。秋元氏といえば、いまだにNGT48の問題が収束していないのに、“副業”に手を出すのはあまりにも無神経なのでは。このままだと2クール維持するのは難しい」(芸能記者)
いきなり特番などが挟まれるようになって来たら、制作サイドもあきらめたことがうかがえそうだ。