三中は、2010年に行われた同番組のオーディションに合格。番組唯一の素人参加者として活躍した。その後、高校の同級生であった臼杵寛とコンビを結成し、プロ芸人に転向するにあたり、番組で視聴者参加型の投票を行いオーディション不合格となっていた。
「プロになるため覚悟を試す名目でしたが、実質的には“クビ”に近い処分だったといえます。ナインティナインの岡村隆史がラジオで語ったところによれば、『新人スタッフに横柄な態度を取る』『プロレス団体への入門企画を何度も逃げ出す』といった三中の悪い部分を隠しきれなくなったため、オーディションにかけられたようです」(放送作家)
番組卒業をきっかけに、コンビ名をサンプライズからdボタンに改名し、コンビ活動を続けてきたが、2018年1月末で解散し、ピン芸人dボタン三中として活動をはじめたばかりだった。
「会見で三中が語ったところによれば、『運が悪いのはdボタンが原因』と占い師に言われたとエピソードを披露していました。しかしこれは、相方はもちろん、改名をうながしてくれた出川哲朗や岡村に対しても失礼な話だといえるでしょう。さらに、ピン芸人として行うはずだった『ウルトラマンのあらすじを言える』持ち芸をロクに披露しないままに、新コンビ結成では話が通りません」(前出・同)
コンビ解散時点でまわりからは廃業をすすめられたというが、話を聞き入れず芸人を続ける三中に未来はあるだろうか。